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<description> （24時間おきに更新中）</description>
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<title>論語 (岩波文庫)</title>
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<description> 訳は極く単純明快。あっさりとした解説に留めてある。

読み下し文は、文語文なのだから旧かなづかいにして欲しかった。私は、中国の古典に関しては兵法書を中心に学んでいたので、『論語』は少し軽視していた...</description>
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 訳は極く単純明快。あっさりとした解説に留めてある。

読み下し文は、文語文なのだから旧かなづかいにして欲しかった。私は、中国の古典に関しては兵法書を中心に学んでいたので、『論語』は少し軽視していたのですが、改めて読み直してみると、やっぱり『論語』は凄いです。実践的な処世訓としては兵法書の方が優れていると思いますが、人の生きるべき《道》を正す、という点では『論語』の方が格段に優れています。どちらが正しいという問題ではなく、両者を同時に学ぶのが、一番、実践的な役に立つ読み方だと思います。数十年以前にも、別の著者のを手にとって見たが、つまらん本だなと思っていた。しかしこの著者の「大学、中庸」を読んですばらしい！と、目に鱗の感動を得ました。そして何となくこの著者の「論語」も読んでみようとおもい、読んでみたら理解できるではないか！ああ、やっと「論語」が理解できる！と、自分も嬉しく感動を覚えました。ま、以前は、仕事が忙しく考える余裕もなかったのですが、今は、なんとか読める余裕がでてきたので「よかった〜！」人生のの贈り物のようでした。 私は井上靖作の「孔子」を読んで論語に興味を持ち、ぜひ論語を読んでみようと思ったのですが、その解釈書の多いこと、多いこと。まぁ、ある程度の認識（大したことはありませんが。）と学生である私にとって単に白文＋書き下し文＋現代語訳の構成となっているこの本はちょうどよかったです。所々に人物の注などものっており、役に立ちました。論語には、当然ですが、様々な解釈があるのですが、この本はたぶん著者の意志によりごちゃ混ぜになっているようです。何でこの場所は敢えてこの解釈をとり、ここではこの解釈を取るのだろう？と考えるのもちょっと楽しいです。
 総合的に考えるとこの本は結構現代語訳が簡単になっているのである程度孔子のことを知って自分なりの解釈を持ってから読むといいと思います。漢文を勉強しようと思っている人には合っているかもしれません。古くからの礼節を事細かく、まさに散らばった宝石のように記されていた。
多少は区分けしてある物の、ジャンル別にわければ実用本になるのではないでしょうか。
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<title>新訂 孫子 (岩波文庫)</title>
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<description>兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。


この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に...</description>
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兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。


この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に読めてしまった（意外にも内容は簡潔であり、短い）が、そのひとつひとつの教えは重く、全十三篇の最後は、なんとスパイの重要性について書かれている。そしてこの篇が、兵法を通じて最も重要なのだと思う。


現代のビジネスでもいろいろな局面で通用することが多々あるなと思う（スパイの項は特に）。
ただし内容を咀嚼しておかないと応用は難しいと思う。頭に叩き込まなければ。


岩波の兵法、本としては同じく岩波の「論語」と同じスタイルを取っている。教科書的か。言わずと知れた『孫子』。
兵法の本だが、軍事のみならずビジネスや人生訓としても読める本である。

ちまたで聞くフレーズも案外この本が出典だったりする。
「敵を知り己を知らば百戦危うからず」や「風林火山」は有名だろう。
ただ、両方とも表現は少し違う。
特に風林火山は、実は「風林火陰山雷」だというのは面白い。
（知り難きこと陰の如く、と、動くこと雷の震うが如く）

私が一番気になったのは、
「包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはいけない」（ｐ１０３）
だ。
これは普段の生活でも重要な気がした。『孫子』は古今東西あらゆる人が述べているように最高の兵書である。

戦争はやらなければそれに越したことはないが、なぜやらないほうがいいのか、ということについて最も現実的に回答し、やらねばならないならどういう手段を用いるべきかについて述べている。

しかし孫子がかかれてから既に3000年経つというのに、戦争を鼓舞するものが相変わらずおり、愛国心やら信仰心やら民族主義やらに訴えかけ、同じ過ちを延々と繰り返している。
『戦争に拙速はあっても、恒久はない』『彼を知り、己を知らば百戦危うからず』『上計は心をうち、下計は城を攻める』…。
挙げていったらきりがないが、第二次世界大戦で日本が負けた理由も、イラク戦争で泥沼化しているアメリカの状況もすべてはここに答えがある。

この本には余計な解説書は必要ない。ただ虚心に向かい合うのみである。日本人の思想を形作った一つ、古代支那国家から学ぶべきことは多い（現在の中華人民共和国とは別、かつて同地域に存在した異民族・異文化も含む歴代国家で歴史的には断絶があります。「中国4000年の歴史」なんていうのは国威発揚のための、彼らの本気の冗談）。春秋左氏伝も良書。孔孟（修己治人の儒教）と老荘（自然思想）、中でも金谷氏の論語、老子は社会人の処世術的にも参考になり入門書としても読み易い。評論家渡部氏は自書国民の教育で論語などでなく「孫子」と「春秋」をすすめていました。中国古典を代表する名著。あるいは、世界最古(?)の成功哲学と言えるかもしれない。この本を読んで、まず思ったのは、《今も昔も、人生は悪戦苦闘の連続だ。》ということです。今の時代には、今の苦労があるし、昔の時代には、昔の苦労があります。この本を読んでも、孫子の苦労のほどが伝わってきます。正直言って、《正攻法》とは反対の、《反則》の塊まりのような本ですが、だからこそ参考になります。良くも悪くも、大人の本です。
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<title>高校生が感動した「論語」 (祥伝社新書) (祥伝社新書)</title>
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<description>今を遡る20数年前に佐久先生の漢文の授業を受けた元塾高生として、大変懐かしくかつ興味深く拝読しました。

本書は大変面白く、わかりやすく、かつ説得力があります。

ちなみに当時は、残念がら授業で論語...</description>
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<![CDATA[
今を遡る20数年前に佐久先生の漢文の授業を受けた元塾高生として、大変懐かしくかつ興味深く拝読しました。

本書は大変面白く、わかりやすく、かつ説得力があります。

ちなみに当時は、残念がら授業で論語は扱っていただけませんでした..。
なので、できれば生の授業で論語の解釈を拝聴したかったなあ、という思いが多少わきましたが、いずれにしましても長い時を超えて佐久先生の名講義を再び受けることができ、とても幸せです。
 解釈があり、読み下し文があり、ものによっては注釈が最後につくかたちで、「論語」が語られる。
 ちょっと違うのでは？ と思うところもあるが、人としてのあり方、社会での生き方、自分を高め、
より良い社会を形成するための概念を説く、という意味合いなら、それもいいだろう。
 もともと、儒教とは修身から始まる人格形成の学問だとわたしは思っているから。

 ただ、高校生のためにアレンジを加えたこの超訳が、論語の新解釈だというのには異議がある。
「まえがき」にあるように、論語なんてウザッタイ、ジマクサイ、カッタルイという高校生にウケルのは、
所詮彼らにおもねっているのであり、オトナの目で見ればシャラクサイ。
あの程度の噛み砕き訳なら､
高校生や高校の先生にとっては普通のことではないかと…思いました｡

でも、弟子達の｢競争意識｣における鼻持ちならなさ(よく言えば人間らしさという評価？)や、
後継者争いの顛末をレーニンスターリンの例におきかえるところなどは面白かったです。
やはりやはり、隠れた人間ドラマのちら見って……わくわくしますよね。一気に通読とまでは行かないが、とにかく分かりやすく、親しみが持てる。

一度は、高校時代にかじったことのある「論語」ではあるが、「超訳」を通して接すると新鮮な気がするから不思議だ。それだけ、身についていなかったということだろうか。ただし、訓詁学派の学者の中には異論もあろう。そして、私のような門外漢には、この「超訳」の成否はもちろん分からない。しかし、いわゆる古典としての「論語」を一旦離れ、一つの読み物として通読するのも許されてよいのではないか。

いずれにしろ、学生だけでなく、「ウザイ」、「ジャマクサイ」、「カッタルイ」から解放されたい大人にもお薦めできる。

 論語解釈の名著と言えるだろう。読みやすくわかりやすい。
 わかりやすい分、かなりの意訳を施しているので、本当に原語の意味をきちんと伝えているのか、それとも著者のアレンジがかなり入っているのかを見極めるには、書き下し文を見ながら判断する必要があると思う。
 しかし、それを探っていくのも面白い。

 それにしても、孔子は一流のコピーライターである。「巧言令色、すくなし仁」「上に居て寛ならず、礼をなして敬せず、喪に臨みて哀しまずんば、われ何をもってかこれを観んや」････、覚えやすいフレーズはさながらキャッチコピーのようだ。長年にわたり、論語が日本人の精神的な基盤を作ってきたというのも肯ける。

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<title>貞観政要 (現代人の古典シリーズ 19)</title>
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<description>「天下は神器にして、為さざる事なし」現在の政治家某や某や某や某や某は読むべし。核武装云々、教育問題にしかり。不徳の致すところです。天下を憂い、民衆を利するならば普遍性にしたがうべき。正しい思想がなけ...</description>
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「天下は神器にして、為さざる事なし」現在の政治家某や某や某や某や某は読むべし。核武装云々、教育問題にしかり。不徳の致すところです。天下を憂い、民衆を利するならば普遍性にしたがうべき。正しい思想がなければ正しく国は治まらない。正しいと思っても、正しいものにも勝劣あり。私も確かに学びました。太宗に感謝。リーダーは須らく読むべし。天下の為さざる無し。全て不徳の致すところなり。守屋洋さんの菜根譚を読んでみて、中国古典は、すっばらしい！と思い、いろいろ読み始めたのですが、この本は図書館においてなかったので、買って読みました。この本の内容は…上司と部下とのあいだの「阿吽の呼吸」とか「風通し」について書かれたものと言ったらいいのかなあ。有名な古典の「韓非子」が部下の管理方法を書いたものというならば、「貞観政要」は、上司と部下の連携や協力について書いたものだと言えると思います。部下をもつ方々に読んで欲しいと思います。 現代社会を生きていく上で、とても勉強になりました。
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<title>論語に学ぶ (PHP文庫)</title>
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<description>論語をきちんと読んだことが無いのだが、何故か信頼する筆者が論語を解説している本が多く、そこに行き着く。
筆者は東洋思想を、古文としてではなく、活学として人生に生かしていく考えの人。まずはその基本スタ...</description>
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論語をきちんと読んだことが無いのだが、何故か信頼する筆者が論語を解説している本が多く、そこに行き着く。
筆者は東洋思想を、古文としてではなく、活学として人生に生かしていく考えの人。まずはその基本スタンスを尊敬しているし、信頼している。
そうでなければ、学生の時に大嫌いだった漢文など、いまさら読み返す気になどならないだろう。

そうしたスタンスの天才（だと思うのです。僕は）が解説する論語なので、非常に現実的、そしてたとえ話しなども面白い。一部、解説が行われた昭和の時代が見え隠れするが（社会主義への批判など）それほどは気にならずに読み進められるはず。
原文（の中心的なセンテンス）と、ひらがな混じり文、そして解説というみっつが全て読めるので非常に内容がつかみやすかった。また、最後まで飽きずに読むことができた。
次こそ、原文をきちんと通読しないとな。とは言え、この本も参考書として再読すると思います。筆者は現在起こっていることの全ては古典に書かれており、その中でも特に論語は正に円なる珠と同じで上下四方、円通極まりなく世の中を照らすと。

その論語を深く読み下げているのがこの本です。

著者は漢字一つとってみてもその造詣の深さは感嘆すべきものがありそれが古典中の古典、論語を語る訳だから為にならないわけがない。
読むと知識が増えた気になります(どんな本でもそうですがこれはそれ以上に)。
一節を挙げると、
･･･吾日三省吾身;三省の三は数を表す三ではなくて、たびたびという意味。省はかえりみると同時にはぶくと読む。かえりみることによってよけいなもの道理に合わぬものがはっきりわかってよくこれをはぶくことが出来るからである。政治もまた然り。民衆に代わって彼等の理性･良心となって、つまらぬものをかえりみてはぶいてやる。だから昔から役所の下に、文部省、司法省という風に｢省｣の字がついてある。ところが後世になって役人が増え、省が｢冗｣、｢擾｣になるものだから悲劇を招く。。。

こういった漢字、語句の説明がそれこそ最初から最後までびっしりと詰め込まれています。ご高説名高い安岡正篤先生が”論語”を丁寧に解説してくれる本書
一読どころか何度も読み、熟読することで先生の思想の一片でも感じ入ることができたらと思わせられる内容である

学而第一の一「学びて之を時習する、亦説ばしからずや」
前半部分を「学んで、時々復習すること」と解するのが一般的だが、著者は一歩も二歩も進めて「学んで、時節に照らし合わせて考える」というように解している

このように本書では著者独自の論語の解し方を知ることができ、真に新たな論語を考えさせられる

これにより自分は知らぬ間に”論語読みの論語知らず”に陥っていたのだなと改めて自省させられた次第である
本書はその意味も込めて、論語を未だに読んだことのない人というよりは、論語を一読されたことのある多くの方たちに読まれることをお勧めしたい

すべての人が論語について一段と考察を深められることは請け合いであるいきなり論語を原書で読むととっつきにくいが、言葉の一語一語の意味、その深みを理解することが出来るので非常に為なる。論語と言う本がどんなに素晴らしく、現代にもどれだけ通用するのかという点、こういう本を読まないと分からないだろう。論語の解説書というよりは論語を利用した人間学の講義の書なので、隅々まで読み込みたいという人にはチョット違うかなと思う。でも得るものが多いことは保証します！
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<title>大学・中庸</title>
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<description>いわゆる四書のひとつとされる、朱子によるものを底本としながらも、本書の訳注では、朱子学に当時批判的に論争しあったという、陽明学の考えも含めて、訳注なされた方の中立な考えをまじえているところに、読み応...</description>
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いわゆる四書のひとつとされる、朱子によるものを底本としながらも、本書の訳注では、朱子学に当時批判的に論争しあったという、陽明学の考えも含めて、訳注なされた方の中立な考えをまじえているところに、読み応えがある。戦後の教育からは排除されたかのようにも憶測される東洋的なもののかんがえを学ぶことは、日本にいきるうえで参考になる。今のあり方を論じるにはまず、先人の思想を知らねばならないと実感した。大学・中庸ともに平易な現代語訳が、充実した注を伴って解説されており、容易に理解できます。難しい書だと構えて読む必要はありません。両者を合わせても分量は短く通読も容易です。“大学”は己自身を収めて（修己）こそ、人を治める（治人）ことができることを述べており、人の上に立つ人間であれば（親であれ、上司であれ）必読の書と言えます。修己には自分のおもいを誠実にすることが必要で、それは自分で自分をごまかさない、自ら欺くことがない（その独を慎む、慎独）ということであると述べています。“中庸”は、誠なる者は、天の道なり。これを誠にする者は、人の道なりの言葉に代表されるように、人間の本性である“誠”に従う道を示します。至誠の人は、他人はおろか物の本性をも十分に発揮させることができ、天地自然の造化育成を助けるまでの天地と並ぶ存在になると説きます。大学・中庸とも解説が素晴らしく、成立の歴史的背景が詳述され、原文の意味は勿論、それ以降の朱子学者の解釈、江戸時代から近現代の解釈を比較しており、学問的に高い信頼の置ける名著と言えます。
 金谷治先生の解説がいい。《『礼記』四十九篇のなかでその第四十二篇として編入されていたものを、同様にその第三十一篇として含まれていた『中庸』とともにぬき出して、『論語』『孟子』と並べて「四書」として尊重したのは、南宋の朱熹(1130-1200)、あり朱子学の大成者であった。『大学』は朱子によってこそ、初めて儒学の特別に重要な経典となったのである》(p.16)。実に明解。さらに朱子は長い文章を補ったりしたのですから、大胆というか、いつの間にか朱子学が儒学だったこともあったんでしょうね。「苟日新、日日新、又日新（苟に日は新たに、日々は新たに、又日に新たなれ）」というのはなんとポジティブな…という感じ。

 「四書」の最後に学ぶべき書とされたのが『中庸』。金谷治先生は『大学・中庸』の中で、『中庸』の成立について、子思から伝承されたオリジナルの『中庸』が成立し、それは孟子にも通じる思想であったが、さらに荀子の「誠」も取り入れながら、様々な学者によって註されたテキストだとしています。

 考えてみれば、こうした書物を読み、自分たちを律してきた東洋のリーダーたちというのはいじらしいじゃありませんか。そういう東洋が、たぶんあったということは好きですし、いまでも、少しは残っていてほしいな、と思います。大学は読み方が色々あり、どのように読むかも大事なスタンスとなる、私は天然自然に人間が持っている人生における可能性は無限だと思う、しかし、周囲の人のからの批判や、親の意見
学校での成績や評価、他人から見た自分、そうしたものに囚われ過ぎて、本来の自分の良さに気づかない人も多い。
自分に自信を持てない人は、そこから進めない、本当に悩んで考えて行動したか？自分を問いただす時に、この本の重要性がわかるのではないだろうか？四書に数えられる大学と中庸。
大学は四書の入門書、中庸は最後に読むべき書とのこと。

論語と同じく、現代にも十分通じ、かつ現代においても実践されていないことが
ズバズバと書いてある。
自分の身を正していないものが、政治の事など考えられようか？
親に認められないものが、社会に認められようか？
悪い者を組織から切り離せないで、人の上に立っていられようか？
良い者を重く用いることができずに、良い政策を実行できようか？

読む年によって、自分の器によって変化する東洋の聖書です。
止むことなく徳を実践し続ける。
多くの方が、この本を読まれ、実践され、良い世の中になることを祈ります。
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<title>論語の活学―人間学講話 (人間学講話)</title>
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<description> ２００５年の春、ニッポン放送をめぐるライブドアとフジテレビジョンの忘れ難い買収合戦が起きたとき、わたしは本書を通して学んだ「論語」を思いだしていた。報道される「実際」と本書の「教え」をいちいち照ら...</description>
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 ２００５年の春、ニッポン放送をめぐるライブドアとフジテレビジョンの忘れ難い買収合戦が起きたとき、わたしは本書を通して学んだ「論語」を思いだしていた。報道される「実際」と本書の「教え」をいちいち照らし合わせて考えると、攻防の実に深いところを流れる筋が見えてきて驚いたものである。 それ以来、国の内外で事件や事故が起きるたびに、ニュースを見て、なるほど活学とはこのことかと納得した。 意見を求められて判断を述べるときなど、古典を準拠すると、無数の碩学が支持してくれている気がして心強くなる。それだけに、本書は「論語」と無力な「自分」の橋渡しをしてくれるとてもいいテキストだと思った。 
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<item rdf:about="http://26bookshop.bestbook-shop.com/detail/08/4022590106.html">
<title>易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)</title>
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<description>岩波文庫の「易経」だけでは、何がなんだかちんぷんかんぷんだった時に、本書に出会いました。その結果、今まで疑問だったところが一気に晴れ、一つ一つの卦が風景を伴って理解出来ました。
易経を単なる占いの本...</description>
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<![CDATA[
岩波文庫の「易経」だけでは、何がなんだかちんぷんかんぷんだった時に、本書に出会いました。その結果、今まで疑問だったところが一気に晴れ、一つ一つの卦が風景を伴って理解出来ました。
易経を単なる占いの本とせず、道を解き明かす書として扱っている点にも好感を持ちました。

「易経」の解説書として、「易経」とワンセットで買うことをお勧めします。 哲学書として読む方と（晩年の孔子が本を綴じたひもが三回擦り切れるくらい熟読したという伝説がある）、占いの書として実用的に使おうとする方とあるだろう。本書はその両方の目的に堪える。 簡単に占いについて書いておこう。洋の東西を問わず、占いは二種類に分けられる。星占術と偶然性を利用したもののふたつである。例えばカバラなどは前者に、タロットは後者に分類される。もちろんおみくじは後者だ。易は、東洋占術の中で代表的な後者に属するものだ。じゃらじゃら（メドギという植物を使う）でもコインでも占い可能である。 注目すべきは易の特異な思想だ。通常、占いは「変更不可能」を特徴とする。実際、始皇帝が、自分の満足のゆく結果がでるまで占いを続けさせ、それならば占いなどする必要などない、と言ったエピソードは有名だが、本書にも「二度占ってはならない。占いが穢れるからだ。穢れると真実は告げられない」とはっきり書いてある。 では、不幸にも「凶」の暗示が出たらどうすればよいのだろうか。ここに「易」の特徴がある。易の思想は、災難をあらかじめ知り、その被害を少なくするために未来を予知する、ということにある。つまり、人為的な努力によって未来は変更可能だと考えるのだ。ここに未来は固定されたものとみなす西洋占術との大きな違いがある。 あとは原文に当たっていただきたく思う。何か一つでも西洋の占いに親しんでおいたほうが、易の特質に対する理解は深まるかもしれない。多くの易の解説書の中でも、この本の分かりやすさは群を抜いています。易をおいて解説を読んでもその精度にいつも感服してしまいます。哲学書としても、人生の指南書としても、易占の書としても、繰り返し一生使えます。たとえば何年もかかる宇宙旅行に出かけることになり、百万冊の本の中からどれか一冊だけ宇宙船に持ち込むことが許されるとしたなら、躊躇することなくこの書を選ぶでしょう。そのくらい価値のある本だと思います。陰陽道や風水などの基礎に陰陽五行説がある。この考えには三つの柱がある。宇宙は陰と陽の二つの様相から成り立っているという『易経』の説く陰陽説、万物は水、火、土、金、水の要素の相克ないし相生から成っている五行説、そして星占いから派生した十干十二支の考え方である。これらが組み合わさって複雑な陰陽五行説は成り立っている。さて陰陽説であるが、まず宇宙が混沌とした状態、始源としての「大極」が措定される。そして万物すべての状態の基本型として陰と陽の二つの様態があるとする。さらに陰陽が組み合わさり太陰、少陽、少陰、太陽の四象、さらに乾、坤、震、巽、坎、離、艮、兌の八卦を生み、さらに八卦を組合せて六十四卦を生む。本書は活字が大きく読みやすい。これ以上の本を知りません。かれこれウン十年のあいだ、さまざまな易経の本とつきあってきましたが、結局この本以外はみな手放してしまいました。内容が格段に上質で、学問として易に触れる方も占いに使いたい方も、これ以上の教科書はないと思います。〜〜あえて欠点をあげるとしたら（ほんとうは欠点なんて無いけど）解説がとても丁寧で長いことと（笑）かなり大部なこと（笑）。手っ取り早く占いに使いたいひとは読むのに時間がかかってイライラするかもしれませんし、なにしろページ数が多いので持ち運ぶのに苦労します。そういう意味でも、文庫版をぜひ復活させてほしいです。〜
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<title>マンガ老荘の思想 (講談社プラスアルファ文庫)</title>
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<dc:date>2008-12-02T02:42:19+09:00</dc:date>
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<description>まず、漫画ということもあり、とっても読みやすいです。
哲学というと難しそうですが、びっくりするくらいわかりやすいです。
古代にこんなに人生を自由に、肩の力を抜いて考えてた人がいたなんて・・・
と驚き...</description>
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まず、漫画ということもあり、とっても読みやすいです。
哲学というと難しそうですが、びっくりするくらいわかりやすいです。
古代にこんなに人生を自由に、肩の力を抜いて考えてた人がいたなんて・・・
と驚きの連続でした。
仕事に追われた現代人こそ、感銘を受ける書だと思いました。
僕はこの本を一生持ち続けると思います。文庫本なので制約があるのだろうが
文字が小さくて読みづらいですね

絵は簡略化されたキャラクターで
余白もあるのだから
文字の大きさやフォントなど
より読み易くする工夫の余地が
あったように思います

内容のレビューは他の方々に譲ります 活字での中国古典に挫折された方には、最適かと。
私としては、何よりイラストが掲載されていないと記憶に残らないタイプの人間なので助かります。

 ただ、凡人の私にとっては日的に使いこなせる思想ではありません。常に目の前の状況に翻弄されている人間だからです。
「過去と未来から現在を描いてはいけない」「上善は水のごとし」などなど私には、馬の耳になんとやらです。

 戒めとしての心の教養本として位地づけたいです。マンガには、映画や小説や絵画にはない力があります。
その力が生きているかどうかは、作者次第です。
このマンガの作者は、とてもマンガの力がわかっている人です。
そしてこの人は、老荘の精神もよくわかっています。
私も、精神的に迷っている時には何度もこの本に助けられたものでした。本当に老荘思想、つまるところ「道」とは何かを理解している人間ならこんなところに「感動した」「タメになった」という類のことは書くはずも無い相対差別の世界にとらわれている人間に老荘の一体何がわかるのだろうか？そのようなことを言っている私もこの自分自身の行動には矛盾をはらんでいるのも確かだがまあ、老荘思想なんていうものはそんなものだということ。
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<title>タオ―老子 (ちくま文庫)</title>
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<dc:date>2008-12-02T02:42:19+09:00</dc:date>
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<description>老子は孔子や釈迦と違って神秘的なことは言わないので、「ん？」と思うところもなく、全ての言葉に共感できるとても素晴らしい思想家。

この思想がもっと日本に広まれば、みんな明るくなりイジメや自殺もなくな...</description>
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老子は孔子や釈迦と違って神秘的なことは言わないので、「ん？」と思うところもなく、全ての言葉に共感できるとても素晴らしい思想家。

この思想がもっと日本に広まれば、みんな明るくなりイジメや自殺もなくなるでしょう。

私も老子の思想を知ったのは、2008年9月にBSで放送した「現代に蘇る2500年前からメッセージ」をみたことがきっかけ。
タオの言葉は物凄く癒された。

人間社会に疲れている人には特におすすめ。

がんがんバリバリの仕事人間にも、是非読んでもらいたい本。中華人民共和国にも、いろいろな、歴史と人美とがいます。
我眉山、楽山の石仏、必然的に、皆の助けを借りて、三千年以上の汗と努力の結晶を垣間見ました。無事、絹の道を旅行できて、楽しかったです。偉大なる漢民族、少数民族に恒久平和を
この本は英語から訳されているそうです。かなりとっつきやすく入門の入門になりそうです。そのおかげか、とても読みやすい、ですが訳して訳すので少し遠回りになります。あまりいい言い方ではないですが、コピーのコピーなのでやはり他のものも読むべきだと思います。 「伊那谷の老子」を読んだ事で本書を手にする機会を得た。年始の休日にゆっくり読んでいるところだ。

 もともと老子は好きな本で 別途やっているブログにも「老子」という書庫を作ってたまに思うことを書いている。それもあって 加島訳の「老子」は興味深く読めた。

 加島は本書では 自分の思うがままに「老子」を日本語に移し変えている。この本を読むことが 「老子」を読むことには 必ずしもならないと思う。本書はあくまで加島の解釈でありそれが正しいのかどうかは解らないからだ。但し「老子」という稀代の古典の凄みは 読む人に解釈を委ねている部分がある点だ。
 本書を老子自身が読んだとしても おそらく頷くのではないかと思う。

 しかし 老はブームだ。

 現代のストレスフルな時代に 人々が「老子」に惹かれる気持ちは解る。

 おおらかに世界を説く老子の話は 日々のこせこせした生活に疲れた人の耳には心地よいのだろう。
 但し それには いささか「逃避」という気持ちもあるのかもしれない。「逃避」は時として正しい行動であるので それには異論が無い。但し「逃避先」として老子が正しいかどうかは実はわからないような気もする。

 老子は水に喩える場合がある。その場合の水とは しなやかでありながら強靭であり 清く流れながらも 濁りも飲み込む度量を意味している。そういう清濁を併せ呑む水の強さを強く主張する老子に 安易に逃避しても しかり飛ばされるだけのような気がする。

 僕らが今の時代で老子を読むとしたら 「水のしたたかさ」をどのように毎日の生活を通して自分に取り入れるかということではないかと思っている。そんな思いで本書を読んでいると何か示唆してくれる部分も多い。正月に本書を読んで 今年も大いに 柔らかくしたたかに生きていこうと思い直したところだ。単行本の時に感動し、文庫になってすぐ買いました。
老子の言葉を加島さんの言葉で意訳したアフォリズムなのですが、
落ち込んだときなどにパラパラと読めて、いい。
「道（タオ）」とは何か……という考え込むような本ではなく、
生き方、人との接し方などが、
加島老子の言葉になって語られる。

ぼくらはひとに／褒められたりけなされたりして／
びくびくしながら生きている。自分がひとにどう見られるか／
いつも気にしている。しかしね／そういう自分というのは／
本当の自分じゃあなくて、／社会にかかわっている自分なんだ

……社会なんてたかがしれているんだよ、と続く。
マイナス思考だと批判する人もいるが
一つの生き方とスタイルとして、あってもいいものだと思う。
人間関係に悩んでいたりコミュニケーションのあり方を探ってる人には
一つの指針となると思います。
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<item rdf:about="http://26bookshop.bestbook-shop.com/detail/11/4062560992.html">
<title>マンガ 孫子・韓非子の思想 (講談社プラスアルファ文庫)</title>
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<dc:date>2008-12-02T02:42:19+09:00</dc:date>
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<description>あなたは、
かわいい小娘を
さっと生きの根を
止めるってことはしないですよね？

冒頭から恐いお話で
恐れ入ります・・・

ちょっとわたくしには、
抵抗あるマンガの本でありましたが

あまり気持ちの...</description>
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<![CDATA[
あなたは、
かわいい小娘を
さっと生きの根を
止めるってことはしないですよね？

冒頭から恐いお話で
恐れ入ります・・・

ちょっとわたくしには、
抵抗あるマンガの本でありましたが

あまり気持ちのよいものでは
ないと感じる人は多くいるのかも？

ここで、
終わりにしておきますね（＾＾）


追伸
後半の韓非子の
「待ちぼうけ」は、
ちょっと微笑ましかったです

じつは、
ただ、先人の教えを
猿まねしても・・・

こんなことを気づかせてくれた
この本は、ファースト・クラスかも？
The Art of Warを読む前に、この漫画である程度、孫子の兵法の要素をつかんでおいたら読みやすくなるのではないでしょうか？
漫画もわりと見やすいので数時間で簡単に読めてしまいます。
風林火山の武田信玄や、ナポレオン、が様々な場面において参考にした孫子の哲学には、人間の行動心理の原点があるのではないでしょうか？
ただ、孫子の兵法や、韓非子の思想は、やはりある種の自己主張の強い中国人的なものを感じずにはいられませんでした。
日本人の間ではここまで管理的にしなくてもいいような気もする。
ただ、人間って時に理想だけでは生きて行けず、いざという時（特に戦争中等）に人間の本性が出たりするので、そう言う時に、冷酷に効率よく人を動かすためには必要かな？
でもね〜孫子も韓非子の話も、ちょっと融通がきかない様な気がする、杓子定規で、残酷なのよね、マキャベリズムにも通ずるものがあると思います。
中国文学の登場人物たちの心理を理解するのにも役立つかもしれません。
 孫子のほうは戦争を含む国家運営に関する究極の攻略本という感じがしました。もちろん当時では画期的な文章であるんだろうけど、決して読んでいて面白いものではありませんでした。ただこの内容を理解した上で三国志や項羽と劉邦などの作品を読むと面白さが増すかもしれません。
 一方韓非子のほうは現代にも通じることが多く参考になることが多かったです。管理職の方には特に参考になることが多いのでは？読んで損はないですよ。これから歴史や倫理を勉強する中高生が読んでおけば、今後、理解しやすく
吸収が早くなるのではないでしょうか。確か国語の教科書でも触れる代表的なものが
マンガというかたくならず、かつイメージし易いという便利な代物です。
特に上記の教科に苦手意識がある方にお奨めです。文庫本なので制約があるのだろうが
文字が小さくて読みづらいですね

絵は簡略化されたキャラクターで
余白もあるのだから
文字の大きさやフォントなど
より読み易くする工夫の余地が
あったように思います

内容のレビューは他の方々に譲ります
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<title>知命と立命―人間学講話 (人間学講話)</title>
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<description>徳性の大切さを暖かい講話を聞いているように学べました。また万物の霊長たる人間は「環境を作る」力を持っている。その実践こそ立命である。そうでなければ「環境に支配される」というお話は肝に銘じたいと思いま...</description>
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徳性の大切さを暖かい講話を聞いているように学べました。また万物の霊長たる人間は「環境を作る」力を持っている。その実践こそ立命である。そうでなければ「環境に支配される」というお話は肝に銘じたいと思いました。筆者のことも、この本のこともまったく知らなかったのだが、北尾吉孝氏が著書の中で紹介し、推薦していたので読んで見た。
結果、本当に読んでよかった。どのように学び、成長し、生きていくのか。
中国の古典を主な媒介として、読み進めつつ、考えさせられる。
日本人が長く学んできた中国の古典が、とても魅力的かつ普遍的に思えたし、勉強し続けていくモチベーションが非常にあがった。
タイトルは固いし、ハードカバーでなかなか手に取りにくい本だろうが、文章も平易、アジア人であることに興味のある人は、読んでみて損はない。
日本人として、アジア人として、世界と仕事をする自分にとっても座右の書になると思う。
こうしたアジア人に根ざした普遍的な視点や、考え方は世界と仕事する際にもとても尊敬されると感じた。素晴らしい本です。 
安岡先生の文章に接していると背筋がピンと伸びてきます。  
是非、一人でも多くの方にこの本をお読み頂きたいと思います。

学問はその根本的な性質上3つ(三段階）に分けることができるそうです。 

１．知識の学問 
ドイツでは「労働知」というそうで、
その名の通り、知識を詰め込むだけの頭の機械的労働に過ぎない 

２．智慧（ちえ）の学問 
これは知識のような機械的なものでなく、  
もっと生活的・精神的・人格的なもの 
ドイツでは（人格形成や幸福や運命役立つので）「形成知」と呼ばれる 

３．徳慧（とくけい）の学問 
智慧の学問を更に深めると普通では容易に得られない徳に根ざした学問になる 
これが（論語などの）『聖賢の学』で、ドイツでは「解脱知」、或いは「聖知」という

そして、安岡先生の『人間学』とは当然、「知識」を詰め込むものではなく
「智慧」から「徳慧」を目指すそんな学問です。 

学問の目的の最も重要な一つとして
『書経』の 「自ら靖んじ、自ら献ずる」 を引かれ、
「即ち、内面的には良心の安らかな満足、 
それを外に発しては世のため人のために自己を献ずる。」ようになるために学ぶのだと説かれています。
 そして学問を続けるのは
「発達する自己を通じて、 何らか世のため人のために尽さんがためである。 
そのために学び、そのために教学を重んずるのである。」 
と、このように説かれています。

安岡正篤は本物の「先生」です。私の最も好きな本であり、座右の銘です。今どき流行りの「新書」にはない深みがあります。西洋の哲学をさんざんやった挙句、東洋の哲学に行き着いた著者からは学ぶところが多いものです。 この本を通じて真の意味で｢学問」というものを知らされた。真にクリエイティブな人間として自立するためには現実からそして聖賢の書、歴史、師友から学び続けなくてはならない。その過程で、真摯に己の心に内省し続けると、複雑深遠な現実世界に横たわる原理原則が見えてくる。そこで初めて眼前に現れる表層的な現象に一喜一憂しなくなり、「いかに生きるべきか」が見えてくる。それこそ学問の真義であると感じました。何度も何度も読まねばならぬ本との出逢いを嬉しく思います。
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<item rdf:about="http://26bookshop.bestbook-shop.com/detail/13/4043675038.html">
<title>老子・荘子 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)</title>
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<dc:date>2008-12-02T02:42:19+09:00</dc:date>
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<description>お勧めの理由は、
原文、その訳および訳に対する解説が記述されている所。１０ねんほど前から、老子には関心がありました。
そのころわたしは、インドの思想家、クリシュナムルテｲーに傾倒していたこともあって...</description>
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<![CDATA[
お勧めの理由は、
原文、その訳および訳に対する解説が記述されている所。１０ねんほど前から、老子には関心がありました。
そのころわたしは、インドの思想家、クリシュナムルテｲーに傾倒していたこともあってか、
老子には、非常に感心させられました。老子は”こころの書”であり、思い当たる節があるとか、身につまされるとか、読者の側に感じるところがなければ、意味のない書です。不自然極まりない現代社会では、そういう真実に気づかされる機会はすくないでしょう。
荘子の方は、前からなんか小理屈をこねくり回してるようで好みませんでした。
今回、あらためて読んで、荘子は、より大局的に見たハウツー、商売人、投資家といったかんじです。老子とは全く次元を異にします。
今回の訳・解説は、非常に好きです。こういう本はできるだけシンプルに分かりやすくです。原文、その訳および訳に対する解説が記述されています。もちろん解説には訳者の主張が反映されてしまうこともあるのですが…初心者が原文と訳だけ読んでも、何を言いたいのかさっぱりわからないことが多いのでこの解説は大変助かりました。

この手の本の性質上老荘全体の半分以下しか取り上げられていません。しかし老荘の雰囲気を味わうには最高の一冊と思います。
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<title>孔子―人間、どこまで大きくなれるか (知的生きかた文庫)</title>
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<description> 渋沢翁が自らの経験などと絡めて論語の章句に解説を加えたもの。実体験に即した解説がなされており，通り一遍の翻訳と違ってとても頭に入りやすい（翁の経験談自体も面白い）。岩波文庫などで一通り目を通した後...</description>
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 渋沢翁が自らの経験などと絡めて論語の章句に解説を加えたもの。実体験に即した解説がなされており，通り一遍の翻訳と違ってとても頭に入りやすい（翁の経験談自体も面白い）。岩波文庫などで一通り目を通した後，各章句につきより深い理解を得るのに好適だと思う。 日本の企業経営者の先駆けとして有名な渋沢栄一の書いた「論語の読み方」。
 最近の利益だけしか追わない企業経営者と対比するかのごとく、明治から戦前の骨太の経営者に関する本がたくさん書かれているが（例えば城山三郎さん）、この本もそんな匂いがする。
 渋沢栄一は、元々は幕府方の武士であったが、役人の地位を捨て経済界に身を投じた。彼の一連の行動の中に論語の精神が宿っているというのは至極もっともだと思う。

 総合的には好著だと思うが、少々物足りなかったのは、竹内 均先生がわかりやすく編集したために、著者の息づかいがあまり感じられない点である。そのまま読むと難解なのかもしれないが、逆に平易すぎて、読後にやや軽さの残ったのが残念である。元々は論語の原書を愛読していたのですが、
ある時ふと、この本が目にとまり、手に取ってみました。
正直なところ、渋沢翁についてはあまり見識がなかったので、
単純に「論語の解説書」という感覚で読み始めました。
ところが、これが普通の解説書では無かった。
渋沢翁が論語の精神を如何にして実践したか、それを
自ら振り返りながら語る、いわば「実践書」と呼ぶべき
書だったわけです。
中国古典の場合、兎角、机上論になりがちであるように思われますが、
ここにあるのは、まさに「生きた」実践論です。
もちろん、この内容をそのままに生活に生かすもよし、自らの指針を
打ち出すためのヒントにするもよし。
ともかく、一度は読んで頂きたい名著です。
初めて「論語」に関係する本を読みました。
人間は、自分ひとりでは微力ですが、その人その人の才能を見つけて、生かすことのできる人が現れれば、最高の知力集団になり得ます。

一度、暇を見つけて読むことをお薦めします。

「知るは好むに如かず。好むは、楽しむに如かず。」とは名言中の名言のひとつですね。

本が好きなら中学1年生でも、小学6年生でも読めます。渋沢栄一の本が読みたくて、はじめは「論語講義１・２」を買いました。でも硬くて読みきれませんでした。。。こちらはすごく読みやすいです！！論語の入門編の中の入門編。「孔子ー人間〜（コレ）」→「論語講義」→「論語」で入るとよいと思いました。
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<item rdf:about="http://26bookshop.bestbook-shop.com/detail/15/4061592831.html">
<title>孫子 (講談社学術文庫)</title>
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<description>数ある孫子本の中では一番スタンダードな本で分かりやすい。

孫子の兵法は、クラウゼヴィッツに並ぶ戦争哲学本であるが、クラウゼヴィッツが難解で体系的でないのに対し、孫子の場合は分かりやすさを重要視して...</description>
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<![CDATA[
数ある孫子本の中では一番スタンダードな本で分かりやすい。

孫子の兵法は、クラウゼヴィッツに並ぶ戦争哲学本であるが、クラウゼヴィッツが難解で体系的でないのに対し、孫子の場合は分かりやすさを重要視している。
学術本の為に、物足りなさは感じる。更に他のレビューの方が御指摘されているように、竹簡本である部分がどのあたりかという分かりにくさがある。

但し、解説については今までの専門的な概説書よりも読みやすく書かれている。自分のような初心者には親切な本とも言える。従来の宋時代のテキストより千年以上も古い前漢武帝時代の竹簡文をベースにした孫子本。ただし、
出土された竹簡文は完全な形では残っておらず、そこかしこに欠落があるので、従来の宋代よりつたわる
テキストで補完して作り上げた本。
竹簡と従来の版本との折衷版とも言うべきもので、過渡的、中途半端だとは訳者も認めているので、まぁ
しょうがないかと。ただ、時代を経ていくなかで、語句や文章が常識的な内容に書き換えられ、そしてもと
もとの文章が持っていた意味から乖離してしまったケースが多々あったことが十分に確認されたのはこの本
の成果だと思う。
内容を言うと、岩波文庫からでている孫子などと比べると、単なる字句解釈以上に踏み込んだ内容で、
意味や歴史背景にわたって解説しているところが特徴。訳者自身の考えがかなりはっきりと出ていし、従
来の読みとは違う解釈を随所に出してきている。
予備知識がない人にとっても比較的読みやすい本だと思う。孫子やそれを題材にした本はこれまで１０冊近く読んだと思いますが、孫武の考えを理解するには最適な一冊だと思います。
孫子の現代語訳や書き下しを何の予備知識も無く読むと、不可解な箇所が多々あり、読む側もその下りから何かを得ようという意識が自然に薄れがちです。
しかし、この本は孫武が兵法を著した当時の中国の外交、戦略、戦術常識の解説を含め、孫武がなぜそのような結論を導き出しているのか非常に判りやすくまとめています。
はじめて孫子を読みたいと思った方は、兵法をモチーフにした出来の悪い実用書などに手を出さず、まずはこの本を先ずは読んでみて下さい。
それで、十分日常活にも役立つ知識となるはずです。 全体的な感想を述べると非常に読みやすかった。巻末の解説を除くと孫子の原文は260ページ。時間をかけずにすらすらと読めた感じが強い本である。漢語の各翻訳の種類を忘れたが、口語文、文語？、漢文、筆者解説の4つで孫子の各内容を読める内容になっている。私は、文語と漢文を飛ばして読んだ。理解する上で、不要と考えたからである。漢文などはまた機会があれば読んでみたいという気持ちはある。また、本書の孫子の原文は発掘された最古のものを使っている。その点で、後世の追加していない原文に近い孫子が楽しめると思う。 さて、本書。孫子を呼んで感じたのは、まったく持って正論であるということである。戦わずして兵を屈するや兵の形は水に象るを代表する孫子の言葉。理想論という反論もあるだろが、これを理想論と考え、本質を理解していないものは、戦争に敗北する。本書を読んでそれをひしひしと感じた。世界最古の軍事書物である孫子。その最古の兵学書の名前に恥じない内容であり、現在でも多くの場面でこの文献の内容は応用することが出来るはずである。これまで、孫子関連の本は読み漁ったが、最もわかりやすく読みやすかった。いつも、かばんの中に入れている。今後もずっと持ち歩き何度も読み返すことだろう。
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<item rdf:about="http://26bookshop.bestbook-shop.com/detail/16/4003320417.html">
<title>孟子〈上〉 (岩波文庫)</title>
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<description>口語訳が秀逸です。冗長とも思える長さになっているのですが、読んでみると非常に読み進めやすいです。おすすめです。施政者（王、あるいは経営者）には「仁」（広く温かい心）が必要であることを色々な角度から論...</description>
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口語訳が秀逸です。冗長とも思える長さになっているのですが、読んでみると非常に読み進めやすいです。おすすめです。施政者（王、あるいは経営者）には「仁」（広く温かい心）が必要であることを色々な角度から論じていて、農民に土地を分け与えよ、社会福祉が必要だ、税はほどほどにすべし（9分の1）とか、死者は丁重に弔えとかいったことが、堯、舜から孔子あるいは中華世界内での古今東西の施政者を例に挙げてならべられています。
 基本的に性善説で、「為富不仁牟、為仁不富牟」（金持ちになろうとすれば仁者になれないし、仁者になろうとすれば金持ちになれない）という陽虎の言葉が出てきたりもしますが、「立命」という言葉は、ずっと我慢に我慢を続けて読んでいっても、そして上巻すべて読んでも出てこないのです。ようやく最後の「尽心篇」の冒頭で、ずばり出てきました。
「孟子曰、尽其心者、知其性也、知其性、則知天也、存其心、養其性、所以事天也、妖寿不弐、脩身以俟之、所以立命也」
（孟子がいわれた。「自分の持っている本心を十分発展させた人は、人間の本性がほんらい善であることを悟るであろう。人間の本性がほんらい善であることを悟れば、やがてそれを与えてくれた天の心が分かるのである。自分の本心を大切に保存し、その本性をそこなわないように育ててゆくことが、つまり天につかえる道になるのである。短命もよし、長寿もよし、ひたすら天命に順って、ただ一筋に自分の身を修めて静かに天命に至るのを待つのが、天命を尊重する道である。）
 翻訳というよりは、本書で評価が分かれるとしたら訳注者の小林氏の独特の読み下し（翻訳ではない）でしょう。「無難でない」という指摘は確かにその通りで、朝日文庫の「中国古典選」のほうが無難だとは思います。岩波がどうしてこの書だけ金谷氏に依頼しなかったのは不思議でありますが。 わたくしはこの本を何度か読了していますが、この読み下しは確かに普段慣れているものとは違います。しかし確かに納得させられる部分も多々あり、他の評者のかたのように切って捨てるには惜しいと思います。読み下し方というのは高校の漢文の授業では一通りしかないように教わりますが、実は江戸時代の学者の読み下しなどを見ると、ひとりひとりかなり個性があります。なのでこれもそのようなものとして読むと、必ずしも的を外していないことがわかると思います。 もちろん、これをスタンダードとして薦めるつもりは毛頭ありませんが、二冊目として読む分にはわるくないと思います。いかがでしょうか。岩波文庫の『孟子』には現代語訳がついているが、あまりよい出来ではない。『上』を買つたが、『下』を買ふのに躊躇する出来である。本人も現代語訳には非常に苦労したと書いてゐるが、実際、なんだかシッチャカメッチャカになつている。同じ岩波文庫の『論語』の金谷氏の訳のような無難なものではない。『孟子』の現代語訳が欲しいのなら、他の本を探す方がよいと思ふ。
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<title>論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)</title>
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<description>こんな時代ゆえに、論語を読む必要性に駆られた気がする。

生き方も多様化し、人が言うこともさまざま好き勝手な物言いが多い。
いかに時代に流されず、自分の信念を貫き通すことが出来るか。

高校生で初め...</description>
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こんな時代ゆえに、論語を読む必要性に駆られた気がする。

生き方も多様化し、人が言うこともさまざま好き勝手な物言いが多い。
いかに時代に流されず、自分の信念を貫き通すことが出来るか。

高校生で初めて論語に触れた時、受験のあるなしに関わらず習う価値があると感じ、いくつかは絶対に忘れてはならないと、自分の胸に深く刻みつけたものだ。
しかしまだ社会を知らぬ高校生ごときの想像を越え、人生とは修行なのだと身にしみた昨今、また論語を読みたくなった。

キリスト教の新約聖書と同じくらい世界で広く読まれていることに納得する。

論語の書籍も多く出版されているだろうが、この本は著者の孫が中学生になった時に読んでほしいとの願いから書かれたもので、全く論語が初めての方にも読みやすく、孔子の人間像や時代背景も説明しながら、現在の生活に生かすことが出来るような構成になっている。

興味のある方や私のように久しぶりに論語の世界に浸りたい方にもお勧めする一冊であった。初心者向けの『論語』ガイドブックだろうと思い、立ち読みで済ませるつもりでいたのに、手にとって数分後には買う気にさせられてしまった本です。『論語』の中から選び出した121章の言葉が、270ページの中に見事にまとめられています。文庫本でありながら文字が大きいうえに、書き下し文は更に読みやすい大きさでルビ付きですから、思わず声に出して読みたくなります。それ以外に、孔子の人間像や時代背景も鮮やかに伝わってきますし、何よりも、著者の研究の足跡が見えるところに、他に無い魅力を感じることができました。
著者がこの本の読者に想定されている中学生の頃に、この本と出逢えていたとしたら、学ぶことに対する姿勢と方向性は違ったものになっていたでしょうし、私の人生もより良くなっていただろうと思います。「〜だったら」という過去形の話は無意味でしょうが、将来がある人に薦めたい一冊です。学ぶことの面白さや楽しさを知る上でも、読んで損の無い名著ですから。「中学生に語りかける気持ちで･･･」
「しかし、それは程度を落とすという意味ではない･･･」
「程度の差はなく真実はひとつである･･･」

著者はこの視点で、執筆をしたそうです。

第一部は孔子の生涯を、第二部に論語のことば、
巻末には「論語」から生まれた有名な言葉や、
ことわざについてまとめてられています。

「論語」「孔子」のエッセンスを凝縮した内容。
文庫本でもあり、気楽に[論語]に入門できる良書です。

漢字が苦手な人もＯＫです。（私！）
書き下し文には、全てルビが入っています。
今まで「論語」は面白そうだけど･･･
と、躊躇していた人にもお薦めですよ！
世界で長い間、聖書と伴に読み継がれてきた『論語』。中国や朝鮮半島、日本など東北アジアで広がり中国の古典として愛されている。本書はその論語を初めて学ぶ人に向けた本。筆者によると孫が中学生になったときに読める本をと気持ちをこめて書いたらしい。そのため、非常に分かりやすく楽しみながら学べる。第一部では論語の基盤となる孔子の一生について、第二章では論語の言葉をピックアップして解説も含めて原文と比較し解説している。本書を読むと孔子は偉大な教育者であったという印象を受ける。30代で塾を開き、50代で魯を旅立ち、70代で学校を開いた。50代から始めた旅行には多くの弟子がお供したので、その間にも教育が行われたという。孔子が行う教育とは知識だけの知識人を育てるのではなく知識と道徳を併せ持つ教養人の育成だった。すなわち、人間性の教育が孔子の教育であった。その考えを基盤として『論語』が弟子たちによって作成されたのだろう。孔子の教えは歴史を超えて普遍性をもつものが多く、本書を読むことをきっかけとして孔子や論語、儒教をさらに学びたいと思う人々が増えるように思われる。そして『論語』が愛され読み継がれてきた理由がおのずと理解できた。中国哲学会重鎮である加地先生の書き下ろし文庫本です。書店で見てすぐに購入しましたが、期待に違わず読みやすく、分かりやすい本です。この本は加地先生が自分の孫がやがて中学生になったときに読んでほしいとの気持ちから、対象層を中高生向けに定めていますが、大人も勿論楽しめます。幻の名著『漢文法基礎』の著者と言われる加地先生。既に69歳となられたようですが、旺盛な筆力に、今後の著作も楽しみです。
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<title>孔子伝 (中公文庫BIBLIO)</title>
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<description>「孔子＝「『論語』を書いた偉い人」という基礎知識だけで
読み始めたのですが、非常に楽しめました。

難しい熟語も多いので１００％内容が理解できたというわけでは
なく、そういう本の場合、だんだん不満が...</description>
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「孔子＝「『論語』を書いた偉い人」という基礎知識だけで
読み始めたのですが、非常に楽しめました。

難しい熟語も多いので１００％内容が理解できたというわけでは
なく、そういう本の場合、だんだん不満がたまってきて
投げ出してしまうことが多くて心配だったのですが、
本書は必要なところで必要な復習をしてくれる構成をとっており、
「読み通させる力」を持った書物といえます。
 その言葉が数多残っているとは言うものの、あくまでも誰かからの言い伝えで、自らの著作を持たず、その実像がなかなかわからない孔子。
 白川先生は、非常に論理的な筆致で、孔子の出自やその思想の背景、歴史的な役割などを描き出している。
 「論語」に関する解説も、いわゆる教訓としてではなく、どのように形作られてきたのか、歴史的な視点から考察している。やはり、誰がどのうな境遇で発言したのかが実感できると、言葉の重みが一層伝わってくる。

 中でも特に気に入ったのが、「儒教の批判者」の章である。荘周（荘子）の考えはいわゆる老荘思想といわれ、一般的には儒教のカウンターカルチャーと位置づけられているが、白川先生は、むしろ孔子の最大の理解者であった顔回の流れを汲む者だと仮説を立てている。荘周が攻撃したのは堕落した儒教であって、儒教の真の姿への回帰を目論んでいたのだと主張している。
 確かに、儒教自身は封建主義の精神的な基盤として長く君臨してきたが、孔子の辿った生涯を考えると、決して体制維持のために考え出された思想ではないはずである。むしろ荘周の立場に近かったかもしれない。
 韓非子にしてもそうであるが、古代中国においては思想が対立しているというよりも、種々の思想が互いに影響を与え合って存在している。それが中国思想のスケールの大きさに繋がっていると思うのであるが、白川先生はその辺りを描き出すのが非常にうまい。
 孔子という人がどのような人物であったのか、実際はよくわかっていませんでした。ただ、日本人の座右の書として、いろんな場面で顔を出す「論語」の登場人物で、「子」と呼ばれている人だということぐらいの知識でした。
 「孔子伝」を読んで、「論語」が近づいた気がします。孔子は、聖人君子として安楽に生涯をおくったのではなく、むしろ反体制活動家として理想主義をかかげ、７０歳になるまで挫折を繰り返した、偉大なる敗北者・無冠の帝王だったんですね。
 「論語」で語られる言葉は、よく言えば魂の言葉、悪く言えば愚痴や負け惜しみ。読むのに気が楽になりました。そして、決して上からのお説教じゃないってわかりました。
 いろんな方が影響を受けてらっしゃるというのも納得します。今度僕も「論語」が自分の血肉になるまで読み込んでみたいと想うようになりました。呉智英氏の『封建主義者かく語りき』で必読の文献と紹介されていたので、手にとってみた。

本書は、孔子にまつわる５つのテーマ、すなわち、

・孔子はどのような生涯をおくったのか
・儒教はどのように成立したのか
・孔子の生きた時代の政治環境はどうだったのか
・儒教の批判者
・論語とはどのような書物なのか

について論考したものである。資料を多数引用し、切れのよい論理展開で、孔子が生きた2500年前の中国社会の実態を追って、たいへん迫力がある。

たとえば、知られている孔子の生涯は基本的には司馬遷の『史記』の記述によっているが、白川博士は、同時代の他の資料や記述を渉猟して、孔子についての史記の記述には相当の虚構が含まれている、と断じる。孔子は生まれは不詳、おそらくは巫女の私生児で、40代になって自らの教団が力をもってくるにつれ世に出た、とする。

あるいは、儒教がなぜ「儒」というのか、実はよくわかっていないそうだ。これを「儒」とは男巫が雨乞いをする形である、という解字を手がかりに、儒教は天と人とをつなぐ祭礼をベースに発展した思想であるとする。筆者は勉強が足りないのでしかとはわからないが、他の書物とは違う、かなりユニークな解釈をしているように思う。

白川博士は1910年生まれだから今年（2006年）94歳、漢字研究の第一人者で『漢字百話』など著作も多い。これまで読む機会がなく、白川博士の本はこれが初めてだったが、文章の歯切れがよく、説明も言を尽くして丁寧なので、素人にもよくわかる。専門家の論文の格調を失わず、なおかつ読んでおもしろいのである。すっかり白川ファンになってしまった。これを機に白川博士の著作を一通り読んでみたいと思う。これを読んで諸星大二郎が孔子暗黒伝を描き、さらにそを読んだ酒見賢一が陋巷に在りを書いたのは有名な話ですが、この両作家の作品を読んだ人にはお勧めの一冊です。加地伸行氏による、あの解説からも分かるように、書かれた時代の背景を良く反映した内容となっており従来のカビ臭い考証や解釈にとらわれることなく斬新な視点から孔子の人物像に焦点を合わせています。ときおり目にする「孔子家語」からの引用をもってされる本書への批判も、良く読めばそれが如何に的外れであることかを知る事ができます。
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<title>易と人生哲学 (致知選書)</title>
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<dc:date>2008-12-02T02:42:19+09:00</dc:date>
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<description>まどろっこしい、が第一印象。
易経の入門編ということだけれど
その哲学をもう少し突っ込んで知りたかった。

易経は占いではない。
という説明に徹している。
ただ、易経の根底に流れている考え方が
何度...</description>
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まどろっこしい、が第一印象。
易経の入門編ということだけれど
その哲学をもう少し突っ込んで知りたかった。

易経は占いではない。
という説明に徹している。
ただ、易経の根底に流れている考え方が
何度も何度も語られており
「なるほどなー」
くらいの納得は得られる。
でも知りたいのは、その考え方の背景なんだよ・・・

もうちょっと具体的に
易経の素晴らしさを知りたかった。以前から安岡師の著書は気にはなっていました。しかし、歴代総理の指南役だったとか、細木和子に戸籍をジャックされたとか、そういう話ばかりが聞こえてきて、「なんだかなあ」と思いながら敬遠してきました。

これまでいくつか易経の本を読んできましたが、難しくて何を言っているのかわからなかったのです。そこで、初めて安岡師のこの本を手にとってみてびっくり。わかりやすい！！
占いとしての易ではなくて、学問としての易、人生の指針としての易の読み方をこれほどわかりやすく説いたものがあったでしょうか……という感じなのです。

個々の卦がどのように変化していくのか、それぞれの卦が関連しあっているのも、「なるほど」と目からウロコの解説でした。
これまで易を学んできて、いまひとついい入門書にめぐり合えなかった人にはぜひ、読んでほしい良書です。以後、安岡師の本にはまりだしました。

私は元々占い好きの他力本願の人間ですが、この本の前に安岡師が書かれた本を５，６冊読み、碩学安岡師の解説される易経とはどんなだろう、という関心から本書を手に取りました。安岡師が繰り返し説いていらっしゃるのは、通俗易に堕することの有害性と危険性、本来の易を身につけた人間ならば占う必要はない、運命をすぐに宿命ととらえてはいけない、むしろ立命ととらえるべきである等々、真の易経理解の為の入門であり、又、易経に書かれている深い人間洞察、人生哲学への読者の誘いです。それでもそこはさすが安岡師、単なる入門本ではなく、六十四卦の一つ一つの説明も分かりやすく記載されていますので、この本を読むだけでも今後生きる為の大きな励ましを得られること請け合いです。 五経のひとつ「易経」をこれほど興味深く読むことができるとは意想外であった。誰でも多かれ少なかれ人生の大問題に直面するものだが、本書を繰り返し読んでいると、必ずや解決への道筋を探し当てることができると確信した。易を学べば占いが必要でなくなるという意味が分かる。考え方のヒントを得られて、解決する見込みが湧いてくるからだ。 著者はすでに亡くなっているが、この本は生きていて力強い。通俗でないからだ。別の本も読みたくなる。易に関する基本的考え方が書いてあるが、ちょっと難しい。２〜３回読むとなんとなく分かるような気もするが、、、 ただ易に対して興味を湧かせるにはいい本だと思う。安岡教学の一端として、読んでおくにはいいのでは
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<title>孟子〈下〉 (岩波文庫)</title>
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