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哲学中国・インド
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哲学中国・インド
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新訂 孫子 (岩波文庫)



¥ 588 通常24時間以内に発送
★★★★★

新訂 孫子 (岩波文庫)
兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。 この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に読めてしまった(意外にも内容は簡潔であり、短い)が、そのひとつひとつの教えは重く、全十三篇の最後は、なんとスパイの重要性について書かれている。そしてこの篇が、兵法を通じて最も重要なのだと思う。 現代のビジネスでもいろいろな局面で通用することが多々あるなと思う(スパイの項は特に)。 ただし内容を咀嚼しておかないと応用は難しいと思う。頭に叩き込まなければ。 岩波の兵法、本としては同じく岩波の「論語」と同じスタイルを取っている。教科書的か。言わずと知れた『孫子』。 兵法の本だが、軍事のみならずビジネスや人生訓としても読める本である。 ちまたで聞くフレーズも案外この本が出典だったりする。 「敵を知り己を知らば百戦危うからず」や「風林火山」は有名だろう。 ただ、両方とも表現は少し違う。 特に風林火山は、実は「風林火陰山雷」だというのは面白い。 (知り難きこと陰の如く、と、動くこと雷の震うが...

論語 (岩波文庫)



¥ 840 通常24時間以内に発送
★★★★★

論語 (岩波文庫)
数十年以前にも、別の著者のを手にとって見たが、つまらん本だなと思っていた。しかしこの著者の「大学、中庸」を読んですばらしい!と、目に鱗の感動を得ました。そして何となくこの著者の「論語」も読んでみようとおもい、読んでみたら理解できるではないか!ああ、やっと「論語」が理解できる!と、自分も嬉しく感動を覚えました。ま、以前は、仕事が忙しく考える余裕もなかったのですが、今は、なんとか読める余裕がでてきたので「よかった〜!」人生のの贈り物のようでした。 私は井上靖作の「孔子」を読んで論語に興味を持ち、ぜひ論語を読んでみようと思ったのですが、その解釈書の多いこと、多いこと。まぁ、ある程度の認識(大したことはありませんが。)と学生である私にとって単に白文+書き下し文+現代語訳の構成となっているこの本はちょうどよかたです。所々に人物の注などものっており、役に立ちました。論語には、当然ですが、様々な解釈があるのですが、この本はたぶん著者の意志によりごちゃ混ぜになっているようです。何でこの場所は敢えてこの解釈をとり、ここではこの解釈を取るのだろう?と考えるのもちょっと楽しいです。 総合的に考えるとこの...

論語に学ぶ (PHP文庫)


安岡正篤
¥ 650 通常24時間以内に発送
★★★★★

論語に学ぶ (PHP文庫)
論語をきちんと読んだことが無いのだが、何故か信頼する筆者が論語を解説している本が多く、そこに行き着く。 筆者は東洋思想を、古文としてではなく、活学として人生に生かしていく考えの人。まずはその基本スタンスを尊敬しているし、信頼している。 そうでなければ、学生の時に大嫌いだった漢文など、いまさら読み返す気になどならないだろう。 そうしたスタンスの天才(だと思うのです。僕は)が解説する論語なので、非常に現実的、そしてたとえ話しなども面白い。一部、解説が行われた昭和の時代が見え隠れするが(社会主義への批判など)、それほど気にならずに読み進められるはず。 原文(の中心的なセンテンス)と、ひらがな混じり文、そして解説というみっつが全て読めるので非常に内容がつかみやすかった。また、最後まで飽きずに読むことができた。 次こそ、原文をきちんと通読しないとな。とは言え、この本も参考書として再読すると思います。筆者は現在起こっていることの全ては古典に書かれており、その中でも特に論語は正に円なる珠と同じで上下四方、円通極まりなく世の中を照らすと。 その論語を深く読み下げているのがこの本です。 著者は漢...

大学・中庸



¥ 693 通常24時間以内に発送
★★★★★

大学・中庸
いわゆる四書のひとつとされる、朱子によるものを底本としながらも、本書の訳注では、朱子学に当時批判的に論争しあったという、陽明学の考えも含めて、訳注なされた方の中立な考えをまじえているところに、読み応えがある。戦後の教育からは排除されたかのようにも憶測される東洋的なもののかんがえを学ぶことは、日本にいきるうえで参考になる。今のあり方を論じるにはまず、先人の思想を知らねばならないと実感した。大学・中庸ともに平易な現代語訳が、充実した注を伴って解説されており、容易に理解できます。難しい書だと構えて読む必要はありません。両者を合わせても分量は短く通読も容易です。“大学”は己自身を収めて(修己)こそ、人を治める(治人)ことができることを述べており、人の上に立つ人間であれば(親であれ、上司であれ)必読の書と言えます。修己には自分のおもいを誠実にすることが必要で、それは自分で自分をごまかさない、自ら欺くことがない(その独を慎む、慎独)ということであると述べています。“中庸”は、誠なる者は、天の道なり。これを誠にする者は、人の道なりの言葉に代表されるように、人間の本性である“誠”に従う道を示します。...

タオ―老子 (ちくま文庫)


加島祥造
¥ 672 通常24時間以内に発送
★★★★★

タオ―老子 (ちくま文庫)
中華人民共和国にも、いろいろな、歴史と人美とがいます。 我眉山、楽山の石仏、必然的に、皆の助けを借りて、三千年以上の汗と努力の結晶を垣間見ました。無事、絹の道を旅行できて、楽しかったです。偉大なる漢民族、少数民族に恒久平和を この本は英語から訳されているそうです。かなりとっつきやすく入門の入門になりそうです。そのおかげか、とても読みやすい、ですが訳して訳すので少し遠回りになります。あまりいい言い方ではないですが、コピーのコピーなのでやはり他のものも読むべきだと思います。 「伊那谷の老子」を読んだ事で本書を手にする機会を得た。年始の休日にゆっくり読んでいるところだ。 もともと老子は好きな本で 別途やっているブログにも「老子」という書庫を作ってたまに思うことを書いている。それもあって 加島訳の「老子」は興味深く読めた。 加島は本書では 自分の思うがままに「老子」を日本語に移し変えている。この本を読むことが 「老子」を読むことには 必ずしもならないと思う。本書はあくまで加島の解釈でありそれが正しいのかどうかは解らないからだ。但し「老子」という稀代の古典の凄みは 読む人に解釈を委ねて...

高校生が感動した「論語」 (祥伝社新書) (祥伝社新書)


佐久協
¥ 840 通常24時間以内に発送
★★★★★

高校生が感動した「論語」 ...
今を遡る20数年前に佐久先生の漢文の授業を受けた元塾高生として、大変懐かしくかつ興味深く拝読しました。 本書は大変面白く、わかりやすく、かつ説得力があります。 ちなみに当時は、残念ながら授業で論語は扱っていただけませんでした..。 なので、できれば生の授業で論語の解釈を拝聴したかったなあ、という思いが多少わきましたが、いずれにしましても長い時を超えて佐久先生の名講義を再び受けることができ、とても幸せです。 解釈があり、読み下し文があり、ものによっては注釈が最後につくかたちで、「論語」が語られる。 ちょっと違うのでは? と思うところもあるが、人としてあり方、社会での生き方、自分を高め、 より良い社会を形成するための概念を説く、という意味合いなら、それもいいだろう。 もともと、儒教とは修身から始まる人格形成の学問だとわたしは思っているから。 ただ、高校生のためにアレンジを加えたこの超訳が、論語の新解釈だというのには異議がある。 「まえがき」にあるように、論語なんてウザッタイ、ジャマクサイ、カッタルイという高校生にウケルのは、 所詮彼らにおもねっているのであり、オトナの目で見...

易―中国古典選〈10〉 (朝日選書)


本田済
¥ 2,447 通常24時間以内に発送
★★★★★

易―中国古典選〈10〉 (...
岩波文庫の「易経」だけでは、何がなんだかちんぷんかんぷんだった時に、本書に出会いました。その結果、今まで疑問だったところが一気に晴れ、一つ一つの卦が風景を伴って理解出来ました。 易経を単なる占いの本とせず、道を解き明かす書として扱っている点にも好感を持ちました。 「易経」の解説書として、「易経」とワンセットで買うことをお勧めします。 哲学書として読む方と(晩年の孔子が本を綴じたひもが三回擦り切れるくらい熟読したという伝説がある)、占いの書として実用的に使おうとする方とあるだろう。本書はその両方の目的に堪える。 簡単に占いについて書いておこう。洋の東西を問わず、占は二種類に分けられる。星占術と偶然性を利用したもののふたつである。例えばカバラなどは前者に、タロットは後者に分類される。もちろんおみくじは後者だ。易は、東洋占術の中で代表的な後者に属するものだ。じゃらじゃら(メドギという植物を使う)でもコインでも占い可能である。 注目すべきは易の特異な思想だ。通常、占いは「変更不可能」を特徴とする。実際、始皇帝が、自分の満足のゆく結果がでるまで占いを続けさせ、それならば占いなどする必要などな...

論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)


加地伸行
¥ 660 通常24時間以内に発送
★★★★★

論語 (角川ソフィア文庫―...
初心者向けの『論語』ガイドブックだろうと思い、立ち読みで済ませるつもりでいたのに、手にって数分後には買う気にさせられてしまった本です。『論語』の中から選び出した121章の言葉が、270ページの中に見事にまとめられています。文庫本でありながら文字が大きいうえに、書き下し文は更に読みやすい大きさでルビ付きですから、思わず声に出して読みたくなります。それ以外に、孔子の人間像や時代背景も鮮やかに伝わってきますし、何よりも、著者の研究の足跡が見えるところに、他に無い魅力を感じることができました。 著者がこの本の読者に想定されている中学生の頃に、この本と出逢えていたとしたら、学ぶことに対する姿勢と方向性は違ったものになっていたでしょうし、私の人生もより良くなっていただろうと思います。「〜だったら」という過去形の話は無意味でしょうが、将来がある人に薦めたい一冊です。学ぶことの面白さや楽しさを知る上でも、読んで損の無い名著ですから。「中学生に語りかける気持ちで・・・」 「しかし、それは程度を落とすという意味ではない・・・」 「程度の差はなく真実はひとつである・・・」 著者はこの視点で、執筆をしたそ...

マンガ 孫子・韓非子の思想 (講談社プラスアルファ文庫)


蔡志忠
¥ 720 通常24時間以内に発送
★★★★★

マンガ 孫子・韓非子の思想...
あなたは、 かわいい小娘を さっと生きの根を 止めるってことはしないですよね? 冒頭から恐いお話で 恐れ入ります・・・ ちょっとわたくしには、 抵抗あるマンガの本でありましたが あまり気持ちのよいものでは ないと感じる人は多くいるのかも? ここで、 終わりにしておきますね(^^) 追伸 後半の韓非子の 「待ちぼうけ」は、 ちょっと微笑ましかったです じつは、 ただ、先人の教えを 猿まねしても・・・ こんなことを気づかせてくれた この本は、ファースト・クラスかも? The Art of Warを読む前に、この漫画である程度、孫子の兵法の要素をつかんでおいたら読みやすくなるのではないでしょうか? 漫画もわりと見やすいので数時間で簡単にめてしまいます。 風林火山の武田信玄や、ナポレオン、が様々な場面において参考にした孫子の哲学には、人間の行動心理の原点があるのではないでしょうか? ただ、孫子の兵法や、韓非子の思想は、やはりある種の自己主張の強い中国人的なものを感じずにはいられませんでした。 日本人の間ではここまで管理的にしなくてもいいような気もする。 ただ、人間って時に理想...

マンガ 孔子の思想 (講談社プラスアルファ文庫)


蔡志忠
¥ 720 通常24時間以内に発送
★★★★

マンガ 孔子の思想 (講談...
文庫本なので制約があるのだろうが 文字が小さくて読みづらいですね 絵は簡略化されたキャラクターで 余白もあるのだから 文字の大きさやフォントなど より読み易くする工夫の余地が あったように思います 内容のレビューは他の方々に譲ります「孔子の一生」と「孔子の弟子」、「論語」という三部構成で、それぞれがマンガで描かれており、論語が生まれた時代の背景と孔子取り巻く状況も理解できるように配慮されています。 メインの「論語」は、全499章から150の章句を選び出した抄訳です。その章句に書かれている内容の全部あるいは一部が、1章句1ページというスタイルを基本に描かれており、論語に書かれている言葉を忠実に伝えています。論語を漫画化したものでは、森哲郎氏の作品も好評なのですが、あちらは論語の文言を忠実に描いたものではなく、現代人の暮らしや仕事に当てはめたものになっています。ですから、双方を読み比べてみるのも面白いかと思います。 論語に限らず、文字媒体をマンや画像で表現することには、その内容が視覚的なイメージとして固定化されてしまいやすいという難点もあるのですが、この作品には余計な脚色も無くて、...

貞観政要 (現代人の古典シリーズ 19)


呉兢 守屋洋
¥ 1,995 通常24時間以内に発送
★★★★★

貞観政要 (現代人の古典シ...
「天下は神器にして、為さざる事なし」現在の政治家某や某や某や某や某は読むべし。核武装云々、教育問題にしかり。不徳の致すところです。天下を憂い、民衆を利するならば普遍性にしたがうべき。正しい思想がなければ正しく国は治まらない。正しいと思っても、正しいものにも勝劣あり。私も確かに学びました。太宗に感謝。リーダーは須らく読むべし。天下の為さざる無し。全て不徳の致すところなり。守屋洋さんの菜根譚を読んでみて、中国古典は、すっばらしい!と思い、いろいろ読み始めたのですが、この本は図書館においてなかったので、買って読みました。この本の内容は…上司と部下とのあいだの「阿吽の呼吸」とか「風通し」について書かれたものと言ったらいいのかなあ。有名な古典の「韓非子」が部下の管理方法を書いたものというならば、「貞観政要」は、上司と部下の連携や協力について書いたものだと言えると思います。部下をもつ方々に読んで欲しいと思います。 現代社会を生きていく上で、とても勉強になりました。

韓非子〈上〉 (文春文庫)


安能務
¥ 540 通常24時間以内に発送
★★★★★

韓非子〈上〉 (文春文庫)
著者は「韓非子は政治哲学ではなく政治学だ」と主張しているが、けだし明言である。 著者の意見に全て賛成しているわけではないが、「論語」「老子」と「韓非子」を同列に並べるのはオカシイという説には賛成である。「論語」は道徳であり、「老子」は哲学であり、「韓非子」は実用書である。 「十過」「内外儲説」といった、いわゆる君子の心得を書いた章を中心に上巻を構成ているが、特に「十過」の解説が素晴らしい。単に説話の解説にとどまらず、歴史的背景や登場人物の人となりについても、詳細な説明を加えている。そのため、登場人物のことをよく理解することができ、ひいては説話の意味を深く味わうことができた。 考えてみれば、歴史上の人物の逸話やエピソードをなどは、その人の具体的な業績に関する知識があってこそ心に響くのである。 後編はいわゆる「君主論」から「支配体制論」に主眼を移すとのこと。乞うご期待。 中国史を読む以上、知っておかねばその面白みを理解することはできない教科書、と言うべきでしょう。君主論といえばマキャベリというイメージがありますが、それは誤解された現実でありましょう。その現実を、この本はみご...

易経〈上〉 (岩波文庫)



¥ 693 通常24時間以内に発送
★★★★

易経〈上〉 (岩波文庫)
『易』の翻訳には、岩波文庫の本書と、『朝日古典選』の本田済氏のものとがよく利用されている。いずれも文庫本ということで、利用や値段に手頃だからであろう。 本書、岩波文庫のものは、高田氏と後藤氏の翻訳であり、両者ともに漢学者として著名である。本書には優れた翻訳部分が多々存在する。しかし翻訳内容には疑問の個所もまま存在する。『易』は難読であるから、明白に誤訳であると断定できるわけではないが、それでも誤訳とまで言わずとも、不適切な翻訳と思われる部分がまま見受けられるのである。 『易』は難しい。そのため読者としては、本書一つで満足することなく、地道にいくつかの翻訳書を探して原文の幅広い理解を目ざしたいところである。陰陽道や風水などの基礎に陰陽五行説がある。この考えには三つの柱がある。宇宙は陰と陽の二つの様相から成り立っているという『易経』の説く陰陽説、万物は水、火、土、金、水の要素の相克ないし相生から成っている五行説、そして星占いから派生した十干十二支の考え方である。これらが組み合わさって複雑な陰陽五行説は成り立っている。さて陰陽説であるが、まず宇宙が混沌とした状態、始源としての「大極」が...

易経 下  岩波文庫 青 201-2



¥ 798 通常24時間以内に発送
★★★★

易経 下  岩波文庫 ...
陰陽道や風水などの基礎に陰陽五行説がある。この考えには三つの柱がある。宇宙は陰と陽の二つの様相から成り立っているという『易経』の説く陰陽説、万物は水、火、土、金、水の要素の相克ないし相生から成っている五行説、そして星占いから派生した十干十二支の考え方である。これらが組み合わさって複雑な陰陽五行説は成り立っている。さて陰陽説であるが、まず宇宙が混沌とした状態、始源としての「大極」が措定される。そして万物すべての状態の基本型として陰と陽の二つの様態があるとする。さらに陰陽が組み合わさり太陰、少陽、少陰、太陽の四象、さらに乾、坤、震、巽、坎、離、艮、兌の八卦を生み、さらに八卦を組合せて六十四卦を生む。中国古代哲学の二元論たる「易」の原典である。すばらしい本である。私は素人で易をやるものだが、巷間にあふれている通俗の易の本だけではものたりないので、原典である本書を常に参考にしている。漢文と漢文書き下し文それに現代語訳という構成になっている。ただ欲を言えば、2分冊になっているのが使いづらいのでできれば1冊にまとめて欲しかった。

マンガ 孟子・大学・中庸の思想 (講談社プラスアルファ文庫)


蔡志忠 野末陳平
¥ 714 通常24時間以内に発送
★★★★★

マンガ 孟子・大学・中庸の...
この漫画は蔡志忠氏の中国の思想シリーズのひとつです。孔子、老子などに興味を覚え、ついでに買ったので、別に孟子等について、全く知らなかったのですが、本当に面白い。ついつい、時間を忘れて読みきってしまいました。中国の思想を勉強するぞ、と意気込まなくても時間つぶしのつもりで読み始めてみるといいと思います。すぐにのめり込んでしまうでしょう。しかも、寓話それぞれが意義深く、気づかずうちに人生哲学が学べちゃいます。お勧めです。

知命と立命―人間学講話 (人間学講話)


安岡正篤
¥ 1,529 通常24時間以内に発送
★★★★★

知命と立命―人間学講話 (...
筆者のことも、この本のこともまったく知らなかったのだが、北尾吉孝氏が著書の中で紹介し、推薦していたので読んで見た。 結果、本当に読んでよかった。どのように学び、成長し、生きていくのか。 中国の古典を主な媒介として、読み進めつつ、考えさせられる。 日本人が長く学んできた中国の古典が、とても魅力的かつ普遍的に思えたし、勉強し続けていくモチベーションが非常にあがった。 タイトルは固いし、ハードカバーでなかなか手に取りにくい本だろうが、文章も平易、アジア人であることに興味のある人は、読んでみて損はない。 日本人として、アジア人として、世界と仕事をする自分にとっても座右の書になると思う。 こうしたアジア人に根ざした普遍的な視点や、考え方は世界と仕事する際にもとても尊敬されると感じた。素晴らしい本です。 安岡先生の文章に接していると背筋がピンと伸びてきます。 是非、一人でも多くの方にこの本をお読み頂きたいと思います。 学問はその根本的な性質上3つ(三段階)に分けることができるそうです。 1.知識の学問 ドイツでは「労働知」というそうで、 その名の通り、知識を詰め込むだけの頭の機械的...

中国古典「一日一話」―世界が学んだ人生の参考書


守屋洋
¥ 1,365 通常24時間以内に発送
★★★★★

中国古典「一日一話」―世界...
中国の古典、老子、荘子、孫子、韓非子、論語、孟子、じゅん子、菜根譚、戦国策、史記、三国誌、などからとった人生哲学がまとめられています。先人の知恵から学ぶところは多いと思います。一話完結方式なので、ちょっとずつ読むのに適した本です。日本人の精神の構築に影響している中国古典に触れて、再確認するのも大切なことのように改めて思いました。おもしろく一日で読み終わってしまう。 一日一話ではなく、一日一冊である。 作者のたとえもわかりやすい。 逆に言えば、それが物足りなさを生み出 している感もある。 同じ本を何冊も購入するのは馬鹿みたい であるが、一回読んだだけで理解できる 人もいないでしょうし、覚えることも出 来ないでしょう。 一日一冊毎日続けていたら覚えること間 違いなし。 あとは、応用するだけである。 もっとも、覚えるよりも応用が一番大変 である。 一回で覚える人または、理解できる人も 自慢は出来ない、応用が出来なければ無 駄だからである。 数冊の古典を1冊にまとめた本では物足り ない。 著者曰く、「‘これは’という人物は、必ずといっていいほど中国古典を読んでいる」のだそうです。 ...

孔子伝 (中公文庫BIBLIO)


白川静
¥ 940 通常24時間以内に発送
★★★★★

孔子伝 (中公文庫BIBL...
「孔子」=「『論語』を書いた偉い人」という基礎知識だけで 読み始めたのですが、非常に楽しめました。 難しい熟語も多いので100%内容が理解できたというわけでは なく、そういう本の場合、だんだん不満がたまってきて 投げ出してしまうことが多くて心配だったのですが、 本書は必要なところで必要な復習をしてくれる構成をとっており、 「読み通させる力」を持った書物といえます。 その言葉が数多残っているとは言うものの、あくまでも誰かからの言い伝えで、自らの著作を持たず、その実像がなかなかわからない孔子。 白川先生は、非常に論理的な筆致で、孔子の出自やその思想の背景、歴史的な役割などを描き出している。 「論語」に関する解説も、いわゆる教訓としてではなく、どのように形作られてきたのか、歴史的な視点から考察している。やはり、誰がどのような境遇で発言したのかが実感できると、言葉の重みが一層伝わってくる。 中でも特に気に入ったのが、「儒教の批判者」の章である。荘周(荘子)の考えはいわゆる老荘思想といわれ、一般的には儒教のカウンターカルチャーと位置づけられているが、白川先生は、むしろ孔子の最大の理...

老子 (中公文庫)



¥ 580 通常24時間以内に発送
★★★★★

老子 (中公文庫)
中国最古の神秘主義。神秘系の人たちは、良くも悪くも個性の強いカリスマ的な人が多いが、この《老子》の凄さは、そのカリスマ性のなさだと思う。善も悪も、光も闇も、《道》の前では一つに融けてしまう。その曖昧さが、最大の魅力である。現実的に言えば、《善悪》の問題はもっとシリアスなものだと思うが、こういう相対的な視点も必要なことは確かである。ある意味、シリアスになりすぎた時の、一種の解毒剤として有効である。日本的思想のルーツを知りたくて、中国の古典をわからないなりにも読んでいる。 老子は、孔子とほぼ同時代、いまから2500年ほど前の人といわれているが、 ほとんど記録がなく、実在を疑う研究者もいるくらい謎の人物である。 さて、本書はその老子の現代語訳である。 読み下し文、漢文、現代語訳、訳者注、という体裁で全81編が並ぶ。 とにかく短い。もともと漢文はこまごま説明をしないから、何を言っているのかよくわからないが、 それにしても短すぎてわからない。 にもかからず、どこか惹かれるものがある。 それも現代語訳ではなく、読み下し文に惹かれるのである。 たとえば、第18章。 大道廃...

人生と陽明学 (PHP文庫)


安岡正篤
¥ 580 通常24時間以内に発送
★★★★

人生と陽明学 (PHP文庫)
本の初頭から「なるほど」と思えることが書いてあり、読み応えがあります。また陽明学といえば「知行合一」といわれる知行合一について、今まで漠然とした観念しか持っていなかったのが、具体的に書いてあったので、良くわかり、陽明学の入門書としてもお勧めできます。ただちょっと難しい語句もあり、いろんな話題を集めすぎているせいか、退屈と思える場所もしばしば・・・。とはいっても私がまだ未熟なんですけどね。???江戸時代初頭の日本に伝わり、警世の学問として、また革新性をもつ思想として、体制批判の論拠となった経緯をもつ陽明学。本書では、東洋学の大家で陽明学研究の第一人者である著者が、その神髄を講話形式で説き明かし、現代の日本に大きな意味を与える学問思想として浮かび上がらせている。 ???陽明学の始祖である王陽明は、中国・明代の後半に世に出ている。著者は時の状況を、皇帝の側近である宦官がはばをきかせて政治は衰退し、学問・教育は「立身出世のための功利的学問・暗記型の生命のない主知的学問」に堕していたと指摘。「そういう中にあって厳として、失われた道徳を回復する、真の人格をつくってゆく、という意味で真の聖賢の学問...